第5回:ページ番号をふる(初心者編)
第四回目に目次を作成しましたが、お気づきでしょうか。そうです。目次があっても肝心のページ番号がありません。第四回目では、技術文章ならでは?のページの振り方について、紹介いたします。
ページ番号を振る際の注意点は、「挿入」、「先頭ページを外す」、「スタートをゼロにする」
初心者が注意すべきページ番号を挿入するときの注意点は、以下の3つです。
- フッターに挿入する
- 先頭ページを外す
- ページのスタートをゼロにする
注意1:ページ番号はフッターに挿入する
これは経験則ですが、技術文章において、ページ番号を上部に記載するものをあまり見ない気がします。私自身も慣例として、ページを探すときはまず、下部(つまり、フッター)を注視します。ページ番号を振るときは、フッターに入れるのが無難だと思います。
注意2:先頭ページを外す
ページの表示は主にwordの「フッター」機能を使用して行います。したがって、すべてのページにその情報が反映されてしまいます。技術文章について、1ページには何があったでしょうか?そうです。表紙のページがあります。表紙にページ番号を振る事は稀だと思いますので、表示から外しておく方が無難であると筆者は考えます。
注意3:ページのスタートをゼロにする。
デフォルトの設定ではページは表紙の1からになっているはずです。このままでは、目次のページが2となり、2ページ目から文章が始まってしまいます。これでは少し、見栄えが良くないですよね。これを防ぐために、wordのページ番号の詳細設定を使います。ページのスタートをゼロにする事で、目的とする「目次のページを1ページにする」という操作が可能になります。
操作方法については以下の動画をご覧ください。
いかがでしょうか。第2回~第5回までの操作により、ベタ打ちの状態から、各段に見栄えが向上したのではないでしょうか。次回からは、中級編となります。「表や画像番号の管理」、「引用文献の管理」を取り扱っていく予定です。