卒論/修論/技術文章 書く時便利な word機能

第2回:スタイルで見た目を整える(初心者編)

初心者が使用するスタイルは2つ!!

 スタイルとは、Wordの機能にある「テキスト情報」を見栄えよくするものです。(他にも意味はありますが…。まずは、このくらいの認識で良いと思います。)

 この一見便利そうなスタイルですが、使用する時には多くの注意点があります。結論から言って、初心者が使用するスタイルは以下の2つです。これ以上のスタイルの使用は中級者以降が使用するものときおくしておくと良いかと考えます。

  • 表題
  • 見出し1

 便利な機能が盛りだくさんなのですが、筆者自身もたまに間違う事もありますし、最終的に「見出し1」で大体の体裁を保つ事ができるため、特に初心者には、この2点を抑えてもらえたらと考えます。

スタイル「表題」は「文章タイトル」に使用する

 スタイル「表題」は、技術文章のタイトルに使用しましょう。自動で、大きさが大きくなり、そして中央揃えにしてくれます。

スタイル「見出し1」は「見出し行」に使用する

 一番重要なポイントかもしれません。技術文章においては、「1」項や「1.1」項のように見出しに番号を振る事が多くあります。これらの見出し行にスタイル「見出し1」を適用します。この時、注意するのは、「1.1」も「見出し1」に設定する事です。中級者以上であれば、自分の好みに合わせて、適宜スタイルを使用するのが良いと考えますが、初心者は「見出し2」にしないように注意しましょう。(後で、収集がつかなく事があるためです。)

 この2つのアクションをするだけで、技術文章の見栄えばぐっと良くなります。手順は、以下の動画に示しますので、ご参考にしていただければと存じます。

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