MATLABのtoolboxを使用しない関数を紹介するコーナーです。本日はmです。
【MATLABアルファベット関数散策：m】
movmean
「移動平均値」を計算する関数です。平均の数や位置を指定できるので、平滑化する手段の一つとしてよくお世話になっています。mov～にはいろいろありますが、movvar（移動分散値）もあるのは意外でした。
clear;close all;clc
% パラメータ設定
fs = 1000; % サンプリング周波数 [Hz]
t = 0:1/fs:1; % 時間軸 (1秒間)
f = 5; % 正弦波の周波数 [Hz]
A = 1; % 振幅
% 正弦波の生成
sine_wave = A * sin(2 * pi * f * t);
% ノイズの生成（平均0, 標準偏差0.2のガウスノイズ）
noise = 0.2 * randn(size(t));
% ノイズ付き信号
noisy_signal = sine_wave + noise;
tiledlayout(2,1)
nexttile(1)
plot(t,noisy_signal,'K')
nexttile(2)
M = movmean(noisy_signal,10);
plot(t,M,'K')
※２週目は「toolboxに含まれない関数」「私がよくお世話になっている関数」でピックアップできればと思っています。
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